人は愛おしくて・・・厄介 その2
- 2020/09/21
- 09:16

息子が・・・言った
遠距離恋愛が始まる事になった
遠距離恋愛は苦手だと思ってるし
遠距離恋愛は出来ない
そっか。
・・・と 母
そっかって何だよ
笑
大学4年
しかも一浪
やっと卒業って思ったたら
もう4年・・・新しい夢が見つかったから!
そうかそうか
それならと手放しで
・・・親は思わんだろ
「やっぱりうるさくて眠れないの」
泣きながら娘に電話する母親
すぐそばのもう一人の娘は
もう寝てるから・・・って?
そんな事言われても
飛んでいけないし
・・・
大切に想う人の元には行けるのを
この数分後思い知る
「聞いてくれるだけでイイの
聞いてくれたらラクになるから」
・・・
母親よ
そしたらさ
もらってしまったこの荷物は
何処に捨てたらいいんだろう
誰に譲ればいいんだろう
夜中にTAXIで向かった先には
心細くて泣いてた愛するべき人がいた
母は・・・愛にどん欲ゆえ
愛には応える
それは
自分よりもその人だからだ・・・
人は常に
人の為に生きていた方が
倖せであり
格好がいい
と
母は思う
自分を一番にしたら
もはや人ではない・・・畜生である
と
母は思って生きている
散財を息子は笑って聞いてくれた
・・・
さすが 母の息子である
今まさに・・・キツイ君なのにな
人は愛おしい
・・・そして とことん厄介だ
つづく
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