許せたわけじゃないけれど・・・
- 2021/09/06
- 16:58

まあ色々ある母子なのでね
昨年11月の救急搬送以来会ってなかった
電話があっても出なかったり切ったりしてた
どうしても許せない事があっての時間だった
昨日美容院に向かう途中で
姉からLINEがあり母親が具合が悪いらしいという
最近・・・そろそろ会っておくべきか?と思っていたので
誕生月でもある事からしぶしぶ向かったのだった
母親は顔を見るなり大号泣して有無も言わさず抱き着いてきた
あ”~そうそう。 こういう人だった
あまりにひどい言葉に傷ついていた
怒りより悲しみだった
許せたのか?自分に問うてみても答えは出ない
たぶん許せたわけではない
ただ・・・もういいか?と折れただけだ
怒りも憎しみも悲しみも
続けるにはパワーがいる
パワーが切れたのだと思う
今年90歳の高齢の母親は
あと何十年も生きるわけではない
来月いなくなっても不思議はない
まあ・・・具合が悪いと聞いていたわりに元気だったし
姉の策にはまったのかもしれないが
きっかけにはなった・・・少し心がラクになった
どんな母親でも生んでくれた人で
育ててくれた人なのだ
料理好きは受け継がれその点は感謝している
特別不細工でもなければ体型もまあまあキレイな方だ
その点だって感謝して良いと言える
子は親を選べない
父が早くに亡くなったのも母のせいではないし
母子家庭で貧乏だったのも母のせいではない
不平不満を言わず悲しませないために優しい子に育った姉
なんでも自分でやれる強さを持った自分
甘やかしてわがままなばばあにしたのは
私たち姉妹の責任だと思っている
逞しいままの母親であったら・・・今とは違う付き合いが出来たと思うが
もう今さら仕方がないのだ
倖せだったと最後の時に言える様に
生き切って欲しいものだ
つづく
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