愛しい犬
- 2018/11/08
- 01:34

生まれて初めて飼った犬です
殺処分の前に保健所から救われ
縁あってウチの子になりました
オドオド、びくびくのしょうもないへたれでした
数年前・・・亡くなりました
私が飼いたいと言ったのだから連れて行け・・・と
離婚時から一緒に生きてきました
中型犬可能な住居の少ない現実
何十軒も回っては断られ、途中里子に出そうと思った事も
でもでも、とっても人の良い大家さんの元、一軒家を借りる事が出来ました
<<未だにお手紙やり取りしてくださる、Kさんご夫妻、本当にお世話になりました
お二人は命の恩人です、いつも心の支えでした
息子の成長を共に見守って頂きありがとうございました>>
そこは小さいながらも庭付き、放し飼い可能!!!
それに初めての室内飼いになり彼はちょっと嬉しそうでした
3年後・・・
私が頑張れなくなって休職した時はずっとそばにいてくれた
でも異変に気が付いた時はもう手遅れで
一番貧乏だったから痛み止めの薬も買えず
血だらけの口でいつも笑ってた犬
私はただただそこにいるしか出来ませんでした
犬は私から離れず
外にも行けない私に寄り添っていてくれました
悪性リンパ腫・・・下あごを取らないと死に至る
手術代77万円・・・ただし老齢の為全身麻酔で死に至る可能性大
休職中、傷病手当金は1年半前給与の6は割出ます
それでも生活は苦ししくて・・・
私の愛しい犬は
私が正式に解雇された日の朝2時45分逝きました
だから私は即日、会社を訴えようと決めました
私から仕事だけじゃなく犬まで奪った
絶対に負けたくない・・・絶対に許さない
怒りが生きる気力になっのだと今は思えます
そんなこんなで・・・
<我が家>を手に入れましたが
リフォームして住めるまでにまだまだ時間が掛かりそうで
挫けそうになる時・・・私は私の愛しい犬を思い出します
君と一緒に余生を送りたかった
犬とは思えないくらいアホすぎる君と
ただ笑って歳を重ねたかったなあ
つづく
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