書くか悩んだ話
- 2023/04/14
- 11:52

書くか悩んだのは初診の患者さんの話
8年前に首の脊柱管狭窄症になり
足先まで麻痺してしまったそうで手術をしたという
。。。
脊柱管狭窄症は腰の場合が多いのだが首もあるという
骨と骨の間にある椎間板が外に飛び出して神経に触れて痛むのは
俗にいうヘルニアでありこれは時間が経過すると自然治癒するのがほとんど
飛び出した部分を白血球が溶かすから消えるわけだ
で、この飛び出した部分が神経の穴に詰まるのが狭窄症である
これは質が悪く繰り返す人も多ければそのままの人もいて厄介である
そもそも老化なので若い人はならない
酷い人になると膀胱直腸障害となり自力排泄が出来なくなるという
。。。
その方は手術後 右足首から下が麻痺して硬直し
左右の脚の長さが変わり今は普通に歩けていない
当院にはぎっくり腰で来たのだが
「この足も治るか?」と聞かれた
「少しは動くようになる可能性もなくはない・・・」
モノをはっきり言う院長にしてはやたら歯切れが悪い
母が先に問診した時<抱いた疑念>がおおむね正しい様な気がしていた
。。。
その患者が帰り、院長に聞いてみた
「アレってさ???」
「ミスだよ・・・医療ミス」
やっぱり
。。。
抗議もしなかったんだろうな
ちょっとそういう感じの人じゃないし
知識ないと争えないし
だけど他の病院に行って確かめるくらいは出来たはずで
うまくごまかされてしまったんだろうという我々の結論だった
しかももう8年も経ってれば・・・何も出来ない
。。。
母の怒りはその後数時間も続いた
。。。。
ここでこうして書いていても仕方ないのはわかってる
でも悔しい想いが消えないので
あえて書く
。。。
医者は神様ではないし
善人ばかりではない
何ならコロナになって銭ゲバの多い事も知ってしまった今
無知じゃいけないんだと思うんだ
疑問を持ったら調べる
知識を付けてから聞いて確かめる
医者は嘘をつかない!!!なんて時代じゃないんだ
必死に助けようって思う医者なんて少ないんだから
・・・
くらいに思っててイイ
自分の身は自分で守らないとダメなんだ!!!
切ないけど・・・事実だ
つづく
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