正月という不思議
- 2020/01/02
- 23:50

年に一度だから・・・という思いは
人それぞれにある
誕生日だったり記念日だったり
正月は万人がそう共通してそう想うから
特別な感がある
母にしても親戚と会う年に一度の日でもある
から面倒でもあり楽しみでもあり
気を使い・・・愛おしい
人一人では生まれず
一人では育たず
一人では・・・寂しい
人は子供のうちは誰にでも愛される
庇護される存在だから
守ってやらなければならない弱者故
がしかし成長し知識を得、一人で生きられる様になると
愛された事
庇護され
守られた事
・・・
忘れて行く
母も忘れてはいけないなあと思わされる
母も父親や母親によって生み出され
愛され育った一個の人間だから
親の片方が亡くなり
貧乏になっても
生きて今に至るのだから
今こうしている事が己の力だけだと勘違いしてはいけない
・・・
そう思える2020年の正月だった
生きて笑って食べて飲んで
バカ騒ぎする為の正月ではないという事を
50代半ばでやっと気が付くという・・・笑
好き嫌いに関係なく
親、兄弟、その子供、その伴侶
縁という名の元でめぐり逢い
今後も存在を意識する関係が広がっていく
そうして生きて行くのが人生なんだという事
大人になった人間は
扱いにくく
心が離れそうになる
・・・
面倒で離れた方が楽だから
・・・
でもそうしたら
他人と同じになってしまう
・・・
せっかく自分という人間の人生に関わった命たちなのだから
・・・
面倒でも厄介でも
愛おしい存在なのだから
・・・
が、しかし
大人になるというのは
厄介なモノだ
つづく
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