夢のマイホームは悪夢の始まり・・・じゃなかった♪

深夜に・・・真面目な話を


息子が何かに使う予定の住民票
何気に見てみた・・・

旧住所と本籍、現住所
筆頭者・・・息子の父親・・・元旦那


ん？？？



そっか　母は親権者だけど
戸籍には入ってない息子だから


母の名前はどこにもなかった


当たり前のこの現実に
久々にヤラレた自分に驚く

そう

母と息子名字が違う


母は同じ名字でいたくないから旧姓に戻った
難しい年齢だった息子は本人の希望でそのままだった
大学生になる時　「母の名字になってもいいけど？」って
息子は言った

母親がその名字を残したくないと言った
父親の親族に恨みに近い感情を持っているからなんだと思う
・・・
正直　どちらも選びたくなかった母は
息子にも「好きにしていいよ」と答えた
・・・
息子は単純に好きな方を選んだ
・・・
それでいいと思った
それでいいと思ってる
・・・
だけど
たかが紙ごときに
・・・
たまらなく寂しさを感じてしまっている



必死に生き息子を育てた母は
どこにもいないんだという紙の上

・・・

戸籍とはこういうもの

・・・

だから

・・・

＜我が家＞を手に入れ本籍を変えればいいモノを
変えることを選ばなかった弱き自分がここにいる

離婚した人間が転居し本籍を変えれば
戸籍は真っさらに戻せるんだって
婚姻歴も子供を持った事実さえもなく
・・・
そんな寂しいこと

出来ない

母は

・・・

やっぱ　弱虫なのか？？？




つづく